世の中高年男性で洋服のセンスに絶対の自信を持つ人は、決して多くないと思います。私の場合、厳密にいうと、若い頃はそれなりにファッションを楽しんでいました。学生だった頃はちょうどアメリカ文化を紹介する若者向け雑誌が創刊された時期で、そこに掲載されている着こなしに憧れたものです。いまでも伝説として語られるVANヂャケットの服欲しさに、バイトに励んだ日々を思い出します。
でも、就職して結婚すると、本当にどうでもよくなってしまうから不思議なもの(笑)。仕事は忙しいし、小遣いも制限されますので仕方ないのですが……。私の場合、ネット通販を始めることで自分に合った洋服選びができるようになったわけですが、一番大事なのはもちろんお店のセレクト。これに尽きます。
洋服やホビー関係、生活必需品などジャンルごとに特化した専門店を見つけるのが理想ですが、そこに至るまでの試行錯誤を考えたら、はじめのうちは幅広い商品を数多く扱う総合店を押さえておくのがいいでしょう。そのうえでお店の特徴をつかんでおきたいものです。
いいお店には必ず優れたバイヤーがいます。「安かろう、悪かろう」ではなく、価格に見合った品質で、年配者の体型や生活スタイルに合った洋服を仕入れてくるお店と出会うこれができれば、私のような買い物下手でも安心してネット通販が楽しめるのです。
いいお店では素人に理解しにくい専門用語でごまかしたりせず、同年代に通じる言葉で商品の特徴を説明してくれます。また、機能性だけでなく独自の個性を見出し、おすすめする理由をアピールしています。本当の意味でのお買い得とは、そうした「こだわり」をも含んだことを指すのではないでしょうか。