ネット通販を利用して洋服を購入するうえで最も注意しなければならないのが、サイズとシルエット。さすがにS/M/Lの指定だけで買う人は少ないでしょうが、例えばシャツの場合、いいお店では首周りと肩幅、そして着丈がきちんと明記されているはずです。素材や仕様(ポケットやボタンの内容など)も重要な確認ポイント。さらに重さまで明記されていれば品質を判断しやすくなります(例:重いニットは高密度)。
ジャケット類は表面だけでなく、裏面の写真も掲載されているほうがいでしょう。内ポケットの数や位置は服によってさまざまです。男性の場合、ジャケットやパンツのポケットに物を入れることが多いので、あまり服にこだわりのない人でもそういう部分は気になるものです。
事実、私も妻が買ってきたジャケット(ネット通販品ではありません)を最初は喜んで着たものの、内ポケットが片方しかないうえに開口部が小さく、愛用の手帳が入らないためにタンスの肥やしにしてしまった経験があります。ユーザー目線に立った良店なら、こうしたポイントはきちんと紹介されていて安心です。
それでも不安なときは、問い合わせフォームに質問内容を書いてメールを送ってみることをおすすめします。よほどいい加減なお店でないかぎり、平日なら数日以内に返答があるはずです。また、シーズンごとの無料カタログを用意しているお店もあるので、これを送ってもらい、ネット画面と紙面の両方から商品のデータを調べれば失敗する確率は一層減るでしょう。
慌てて買おうとせず、じっくり調べることで洋服の知識も身についていきます。店頭販売と違い、直接手に取ることができないネット通販は信用できないと思われがちですが、決してそんなことはありません。そして良店と出会い、買い物を続けていくなかで自然とセンスも磨かれていくものなのです。