ベーシックな服を揃えたら、次の段階にステップアップしましょう。たとえばデニム素材のパンツなんていかがでしょうか? 伝統的な5ポケットジーンズはカジュアルすぎて……というのなら、デニム生地を使ったストレッチ・2タックパンツがおすすめ。チノパンよりも若々しく見えます。シャツ類は素材にこだわってカシミヤ混のものをチョイス。ソフトな肌触りが心地よく、病み付きになります。
秋~冬にはレザーコートも外せません。素材は手ごろで丈夫な牛皮か羊皮で、お尻が隠れるくらいの長さのものを。丈の短いブルゾンタイプはスポーティに見えますが、着まわしの頻度は意外と少ないと思います。それなら一枚のレザーコートに予算を集中したほうが効率的。
良質素材のレザーコートは値段もそれなりにしますが、そのぶん防寒性も高く見栄えも別次元で長く着られるでしょう。しかも皮革製品は着用しているうちに味がでてきます。フルコーディネートで予算を均等に使うより、コート類にお金をかけた「一点集中」型のほうが結局はお得なのです。
中高年の間で愛用されているレザーバッグは高級感に優れますが、いつもそれだと印象が重すぎることも。サブ用に丈夫な帆布を使ったショルダー、もしくはトート(ふたのない手提げ)タイプを持っていると便利。
会社用のドレスシューズを休日も着用するのはナンセンス。カジュアルに見えて歩きやすいレザー素材のウォーキングシューズが便利です。色は黒と焦げ茶の二足あれば充分でしょう(薄茶はコーディネートしづらい)。
ベルトと靴下も仕事用を流用する人が多く見受けられますが(私も以前はそうでした)、これもアウト。靴下はコットンかウール素材でアースカラー系中心に揃え、ベルトは細い革を編んだメッシュタイプがおすすめ。カジュアル感が強調できるうえ、編み目の粗いものなら自由にウエスト調整できて楽です。